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JRA GI ヴィクトリアマイル 芝1,600m

5月13日に控えているヴィクトリアマイルに向かうべく、各陣営も準備を整えていると思います。

今回は、ヴィクトリアマイルの優先出走券は無いものの、重要な位置付けにある、中山牝馬ステークスを制したレディアルバローザについて触れていこうと思います。

レディアルバローザは、キングカメハメハ産駒で、今年で5歳を迎えています。

2歳でのデビュー戦は3着と敗れるものの、2戦目の未勝利戦で、5番人気ながら初勝利をあげます。

3歳となり、紅梅ステークス(OP)で4着、500万下のレースで2着後、続く500万下のレースで2勝目をあげ、いよいよクラシックを意識した戦いが始まります。

初重賞挑戦となった、フィリーズレビュー(GⅡ)で先行しながら粘るレースを展開しますが、ハナ差、クビ差の3着と惜しくも重賞初勝利はなりませんでしたが、桜花賞への切符を手にし、GIレースへと駒を進めます。

しかし桜花賞では見せ場なく11着に沈み、再び条件戦へ。

7月に3勝目を挙げ、ローズステークス(GⅡ)、秋華賞(GI)に臨むも、まだ力が及ばず、10着、5着と敗れてしまいます。

4歳を迎え、4着、5着と掲示板を確保して臨んだ中山牝馬ステークス。

10番人気と低評価ながら、中団から鋭い末脚を発揮。軽量の有利も見方につけ、2着に2.5馬身差離して、とうとう重賞初勝利を挙げ、再びGI戦線へと復帰。ヴィクトリアマイルに出走すると、3番人気に応え、1着から差の無い人気通りの3着を確保。

今後が楽しみな1頭として頭角を現します。

しかし、その後は思うような結果が出ず、朝日チャレンジカップ(GⅢ)での3着が最高成績で、エリザベス女王杯(GI)でも17着と惨敗を喫してしまいました。

5歳となり、京都牝馬ステークス(GⅢ)で6着ののち、重賞初勝利を手にした中山牝馬ステークスに再度参戦。

ここでもう一華咲かせたいところで、レースでは思い切っての逃げに打って出ます。初めての中山競馬場でのレースでしたが、競る馬もおらずマイペースで展開。

直線を向いても粘りを見せ、最後方で脚を貯めていたオールザットジャズの追込みを半馬身凌ぎ、重賞2勝目、中山牝馬ステークスの連覇を達成する事となりました。

この時期になると、レディアルバローザは走るのかもしれません。

混戦を極める牝馬の中にあって、ヴィクトリアマイルの予想で楽しみな1頭が復活です!!

by keiba1114 | 2012-04-22 11:51 | ヴィクトリアマイル予想

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