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GI 宝塚記念 JRA 6月24日

今回は、宝塚記念へ向かう為のステップレースを挙げてみようと思います。

まず挙げられるのが、GIレースの天皇賞(春)です。天皇賞(春)は芝3,200mで行われ、宝塚記念の芝2,200mよりも距離は大幅に長いですが、ローテーション的には約2ヶ月の間隔があり、一度目一杯仕上げた体調も、この期間により回復可能であり、又他の重賞に出走して負担重量が重くなるよりは、直行した方が良いでしょう。

GIを制している馬にとっては一番多いローテーションかと思います。

そして、例年重要なレースであった金鯱賞(GⅡ)が今年、12月に移りました。その代わりに鳴尾記念(GⅢ)が12月から6月へと移り、距離も1,800mから2,000mに延長した事からも、今までの金鯱賞の役目を果たすレースとなる事は間違いありません。

例年、金鯱賞組は宝塚記念で好成績を収めており、今年も注目を集める事は間違いないでしょう。

目黒記念(GⅡ)も、宝塚記念へ向かううえで重要なレースでしょう。距離が2,500mとやや宝塚記念よりは長いですが、賞金も高く、ハンデ戦である事からも、GI戦線へと新たに名乗りを上げたい馬達にとっては、一発逆転の意味も含めて、是非とも使いたいレースなのでは、と思います。

新潟大賞典(GⅢ)も賞金加算の意味では同様かと思います。

まずは新潟大賞典で賞金を加算し、鳴尾記念や目黒記念へ出走、というケースも考えられます。直行する事もあり得るとは思いますが、こちらもハンデ戦となっており、オープン入りしたばかりの馬や、重賞勝ちが無い、もしくは少ない馬にとっては、強豪が参戦しないであろう事からも、貴重なレースでしょう。

レース間隔が中2週とローテーション的には厳しいですが、安田記念(GI)から宝塚記念へ向かうケースもあるかもしれません。

3歳ではNHKマイルカップ(GI)からダービー(GI)へ向かうローテーションが近年目立っており、古馬にとっても中2週のローテーションは大いに考えられます。

牝馬では、ヴィクトリアマイル(GI)から宝塚記念へ向かう可能性もありますね。

安田記念へ向かうにはレース間隔が短く、距離も少し長い方がいいという牝馬にとっては、可能性も
大いにあります。ブエナビスタが去年と一昨年にこのローテーションを組んでおりましたね。

さて、今年の宝塚記念もローテーションは多種多様ですが、どの馬もまずは体調を万全にしてレースに臨める様、怪我などには注意して調整出来ている事を祈っています。

by keiba1114 | 2012-06-12 12:46 | 宝塚記念予想

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